メインシナリオ独自資料

こちらでは、本作の主軸となる『メインシナリオ』に関する、設定資料を公開しております。

以下の設定とルールは、メインシナリオのみに適用されるものであり、他のシナリオには影響を与えません。

『ワールドシナリオ』及び『プライベートシナリオ』は、

これらの設定を覚えなくても、お気軽にご参加いただけます。

皆様それぞれ、お好みに合ったシナリオ種別を、お楽しみいただければ幸いです。

​ ※関連ページ:シナリオ種別について

【三大組織の詳細について】

三大組織の目的

アレイダには、国家の枠を超えた力を持つ、三つの組織が存在します。
 ・海賊組織『ネトヘス義賊団』
 ・マフィア連合『ペンタクラン・ファミリー』
 ・軍事企業『フォーチュン・マキシマ社』
これらは三大組織と呼ばれ、アレイダ各国に影響力を伸ばしています。

三大組織に共通する大目的は、『アレイダの統一』です。
多くの資源とロステクを抱えるアレイダは、過去に幾度も、近隣大国の侵略を受けてきました。
しかしアレイダを構成する各国はまとまりがなく、一丸となって対抗することはできませんでした。
その状況を危惧した者たちが、『戦争以外の手段』で、アレイダの統一を目指したのです。

アレイダの全てを一つの国にする事は不可能でも、
アレイダ全土に影響力を持つ組織を作ることは、可能かもしれない――

その希望に向けて、各組織は努力を重ね、今日の力を手に入れました。


ですが三大組織はそれぞれ、思想信条もアレイダ統一のビジョンも異なるため、組織間の小競り合いが絶えません。
大国の侵略からアレイダを護ろうとする組織が、互いに争っているという、皮肉な状況にあるのです。

三大組織と所属者

三大組織は、現在激しい勢力争いを繰り広げているため、組織の戦力となり得る人材を求めています。

ですが特に優秀でなくとも、いずれの組織も、来る者は基本的に拒みません。
人それぞれ信念は異なりますので、組織の思想信条と、完全に合致していなくても大丈夫です。
(組織に明確な不利益をもたらす者には、いずれの組織も厳しいですが)

 

三大組織に共通している意識は、『多様性が組織を強くする』という事です。
あなたがどういう方で、何を思って所属先を選んでも、各組織は歓迎してくれることでしょう。

 

所属組織は、アレイダに来て間もない人々が、自分の道を決めるための入口。
あなたの行動範囲を広げるための、足掛かりなのです。

それでは各組織の詳細について、ご説明いたします。

【義と浪漫を貫く海賊組織:ネトヘス義賊団】

組織の性質

ネトヘス義賊団は、海賊国家『ネトヘス首長国』に本拠地を置く、義賊たちの組織です。
『正義の海賊』を目指した男、カッツ・クライスベルドとその仲間によって、16年前に設立されました。

 

彼らが義賊を名乗っているのは、いわゆる『私武装勢力』でありながら、民衆を護る事を目的としているからです。
自由な気風はアレイダの魅力の一つですが、その無法ぶりに泣かされる、力なき民衆もいます。
そんな人々を護るため、わずかな報酬と引き換えに、自警団のような活動を行っているのです。

 

そういった『星間警察』にあたる組織が、アレイダには存在しないため、彼らがその役目を担っています。
そうしてアレイダ全体の治安を向上することが、各国の未来に繋がると考えています。
(そうすることでネトヘス系海賊のイメージアップを図るという、打算的目的もありますが)

 

もっともその活動は極めて地道で、見返りも少ないです。
なのでネトヘス義賊団の海賊たちは、自警団活動の傍ら、アレイダに眠るロステクや資源の探索を行っています。

 

一獲千金のお宝を見つけることで、義賊団の活動資金を得る。
それを探す旅路は、同時に組織の活動領域を広げる。
義賊たちに救われた民衆も増え、それらが協力者となる――

 

その活動は実り、今日ではアレイダ全土の約半分(ニブノス連邦以南)が、義賊団の活動領域となっています。
ですが財政的にはいつも逼迫しており、うまくやりくりしながら、なんとか組織を回しています。

思想信条

「義とは、弱きを守り強きを挫く心。
 浪漫とは、見果てぬ夢を追い続ける意志。
 その二つを貫く者こそが、アレイダの未来を切り拓く」

 ――ネトヘス義賊団創設者 カッツ・クライスベルド――

主な収入源

<警備代行業>
 各地域の治安維持を行う代わりに、当該地域の民衆から、謝礼を頂きます。
 個人レベルでの用心棒や、犯罪被害者の救助なども行います。

<運送業>
 海賊として培った操船力を活かし、様々な物資を運送します。
 アレイダの物流の要ですが、しばしば密輸も行います。

<貿易業>
 各国で物資を売買し、利ザヤを稼ぎます。運送業とセットのような業務です。

<資源採掘業>
 アレイダ各地に眠る資源を採掘し、各地で売ります。その中にはロステクも含まれます。

<海賊業>
 力なき民衆には優しい義賊たちも、無法者には厳しいです。
 ネトヘス系以外の野良海賊などは、見つけ次第襲い、身ぐるみを剥ぎます。

主な関連組織

<ネトヘス義兵団>
 本拠地である『ネトヘス首長国』の正規軍です。義賊たちの軍事的な後ろ盾です。

<武装商船団>
 ネトヘス首長国の商船団です。貿易業に特化した、闘う商人たちの組織です。

<ミュータント警備部隊『ケイローン』>
 ミュータントからなる、精鋭警備部隊です。
 ミュータントへの差別感情を和らげ、地位を向上するために設立されました。
 要人警護・暴徒鎮圧・対テロなどで活躍します。

<レスキュー部隊『エルピス』>
 宇宙で漂流したり、陸上で災害に遭った人々の、人命救助を専門に行う部隊です。
 全く利益を生まないボランティアですが、義賊団の評判向上に貢献しています。

主な所有ヴィーグル

<汎用宇宙船『ヒポグリフ』/運用領域:宇宙/適応クラス:航宙士>
 ネトヘス義賊団で最も普及している、標準的宇宙船。
 最大乗員16名。戦闘性能は最低限だが、燃費が良い。

<ハンターシップ『フェニックス』/運用領域:宇宙/適応クラス:航宙士>
 ネトヘス系海賊が好んで使用する、宇宙戦闘艇。
 最大乗員12名。船速は速く、戦闘性能も同規模の船の中では高い。

<戦術輸送艦『ウェリントンⅢ』/運用領域:宇宙/適応クラス:航宙士・指揮官・技師・射手>
 大型輸送艦。ネトヘス義賊団の宇宙における主戦力。
 最大乗員200名。各種アタッチメントによって機能を拡張できる。
 装備次第で戦闘も輸送もこなせる、高い汎用性が特徴。

<エアバイク『ペガサス』/運用領域:陸上/適応クラス:操縦士>
 反重力エンジンを搭載したバイク。
 最大乗員2名。高い速度と短時間の飛行能力を持ち、義賊たちの足替わりとなっている。

<汎用パワードスーツ『キャンサー』/運用領域:陸上/適応クラス:機兵操者>
 四脚式のパワードスーツ。乗員1名、体長3.8m。
 主に資源採掘や重作業に使われるが、火器を装備すれば、戦闘にも使用可能。
 また貨物車両を接続することで、軽トラックのようにも扱える。

<キャバリアー『シジフォス』/運用領域:宇宙/適応クラス:機兵操者>
 体長20mの小型キャバリアー。乗員1名。
 大戦以前の時代、アステロイド帯の資源採掘に使用されていた機体を再利用したもの。
 戦闘用にカスタマイズすることで、小型の軍艦程度なら渡り合える。
 キャバリアーとしては弱い部類だが、数は多いので気軽に扱える。

※ネトヘス義賊団のヴィーグルは、宇宙用のものは豊富ですが、陸上用は種類が少ないです。
 速度に優れるエアバイクと、汎用性に優れる四脚式パワードスーツで、全局面をカバーします。

​組織の歴史 【追加】

ネトヘス義賊団の前身は、バールスラント宙域の海賊組織『ネトヘス義兵団』です。
本作から16年前のCY3885年に、義兵団から派生して出来ました。

もっともを分った訳ではなく、それぞれの役割に合わせ、部門を分けたという形です。
『義兵団』はネトヘス首長国の正規軍であり、国外での活動が制限されるため、
アレイダ全域を自由に行動できる組織として『義賊団』が設立されたのです。

 

ネトヘス義兵団時代には、群雄割拠の無法地帯だったバールスラントの覇権を巡り、
ライバル組織『バイシール屍兵団』と抗争。この戦いに勝利し、バールスラントを統一しました。

さらにその直後、かつて人類を滅ぼしかけた暴走マザーコンピューター『SOL』が復活した際は、
ネトヘスの総力を挙げてこれに対抗(65年動乱)。
宿敵であったバイシール屍兵団とも協力し、伝説のロステク戦艦『ミネルバ』を発掘・修復。
ネトヘス・バイシール連合艦隊の旗艦として、SOLの撃滅に成功しました。

 

なおSOLとの決戦の後、『ミネルバ』はネトヘス人自らの手により、破壊されました。
アレイダのパワーバランスを崩さないためというのがその理由ですが、
『自分たちが不利益を被ってでもアレイダ全体の未来を優先する』組織の高潔さと義侠心は、
この頃から既に生まれていたのです。

 

ちなみに本拠地であるネトヘス首長国は、アレイダ屈指の資源大国ですが、
義賊団は本国の経済力に頼ることなく、独立採算を貫いています。
財政的には他組織に劣るものの、本国の意向に縛られないためには、その体制が不可欠だと考えています。

幹部からのコメント

〇義賊団長 ジョージ・クライスベルド
 「このアレイダには、各国共通の法ってもんが存在しねぇ。
  それが自由な気風を生んでるわけだが、無法な連中に泣かされる人もいる。
  悪党なのは海賊のウチも同じだが、せめてそういう善良な人たちは、救ってやりてぇじゃねぇか?
  俺らがやらなきゃ誰がやるんだっつー話だしな」

〇団長補佐 ユカ・ワトサップ
 「一見よさげな組織に見えますが、はっきり言ってウチは、敵が多いです。
  この辺境で正義漢ぶっていれば、悪党に狙われるのは必然ですからね。
  それでも義を貫きたいという酔狂な方は、いつでもおいでください。
  苦労も多いですけど、やりがいはありますよ」

【悪徳と闘争を愛するマフィア:ペンタクラン・ファミリー】

組織の性質

ペンタクラン・ファミリーは、アレイダ最大の犯罪シンジケートです。
無法者の星スコルーガの財閥と、国内外の犯罪組織が合併して出来ました。

合法・非合法を問わず、あらゆる手段で利益を貪ることを、最大の行動原理としています。
その活動には、常に闘争と暴力が伴います。

それほどまでに、彼らが利益を貪る訳は、『金こそが力』だと信じているからです。
アレイダ統一を叶えるためには、ペンタクランそのものが、全ての国家を超える巨大組織になる必要があると

考えているのです。

そうして得た資金力と組織力により、各国の政府を懐柔し、裏から操る。
どんな権力者であろうと、金と暴力にモノを言わせて、ペンタクランの傀儡にする――
そのやり方は非道ですが、同時にアレイダを統一するための、数少ない『現実的な道』ともいえるでしょう。

 

ですが彼らの犯罪行為により、涙を呑む者も多くいます。
それを看過できないネトヘス義賊団とは、行動原理が相反しているため、不倶戴天の敵となっています。

思想信条

「アレイダの統一など、力で支配しない限りは夢物語だ。
 ならば我らペンタクラン・ファミリーが、全ての国家や組織を超える、絶対の覇権を得るしかない。
 そのための手段は選ばない。闘争と悪徳こそが、アレイダの理だ」

 ――ペンタクラン・ファミリー大幹部 ロウ・シャルミナ――

主な収入源

<サイバネ医療>
 普通のサイバネ医療に加え、非合法サイバネ改造を行う事で、荒稼ぎします。

<電子機器製造>
 スコルーガの高い技術力を生かし、電子機器を製造販売します。
 中には個人用の電子戦兵器などの、非合法な商品も多いです。

<麻薬製造販売>
  惑星タルガの麻薬プラントと提携し、安価に仕入れた麻薬を売ります。
  医療用麻薬の精製や、人体強化剤の開発にも活かされます。

<情報関連>
 メディア操作や希少情報の売買など、情報に関する様々なビジネスを手掛けます。

<賭博>
 大規模なカジノから小規模な賭場まで、あらゆるギャンブル産業を担います。

<娼館経営・アダルトビジネス>
 いずれも国ごとに合法だったり非合法だったりしますが、関係なく商売します。

<スポーツ興行>
 スポーツや格闘技の興行を取り仕切り、またそれを賭博の対象にします。

<金融>
 いわゆる金貸しです。審査は緩いが金利は高く、取り立ては鬼のように厳しいです。
 
<人材派遣>

 特殊な人材が必要とされるところに、組織配下の者を派遣します。
 『サイバネ兵士』や『暗殺者』などのオーダーにも応えます。
 それは時には本人の同意を伴わない、実質的な人身売買であることもあります。

主な関連組織

<機兵化機動旅団>
 サイバネ化された兵士の部隊です。地上戦では無類の強さを誇ります。
 ペンタクランの本拠地スコルーガの正規軍であり、必要に応じて人員を借ります。

<電子戦部隊>
 ペンタクランの電子戦部門です。
 多数のネットランナーから構成され、ハッキングなどを得意とします。

<メディカル・ネットワーク>
 様々な医療関係者から成る、会員制の技術共有ネットワークです。
 アレイダ外の国家とも連携し、最新医療技術をデータバンク化しています。

<未踏地探査機関>
 未踏地域の調査と、ロステク探索を専門に行う機関です。
 ペンタクランの関連組織の中では、犯罪性のない組織です。

<スコルーガ・フォールドコミュニケーション・エンジニア・アライアンス(SFEA)>
 星間通信ネットワークに携わる技術者の組合です。
 未踏地探査機関と同様、犯罪性はありません。技術大国スコルーガの、光の側面とも言えます。

<ダックスフント・グループ>
 ペンタクランのフロント企業です。表の商売諸々を取り扱います。
 本社は『陽光とマフィアの星』ウィンズ・ローにあります。

主な所有ヴィーグル

<ガンシップ『メドヴェーチ』/運用領域:宇宙/適応クラス:航宙士・射手>
 ペンタクランのマフィアが好んで使う、小型戦闘艇。
 最大乗員18名。船速は遅いが撃ち合いには強い。

<フリゲート艦『アルゴン』/運用領域:宇宙/適応クラス:航宙士・指揮官・射手・技師>
 宇宙戦力に弱いペンタクランが保有する、数少ない大型宇宙艦。
 搭乗定員320名。運用に多くの人員を要するが、量産型戦闘キャバリアー十数機と同等の戦力を持つ。

<AIエアカー『彗星』/運用領域:陸上/適応クラス:操縦士・電脳士>
 4人乗りのエアカー。簡易人工知能が搭載されており、遠隔操縦も可能。

<四輪自動車『隕鉄』/運用領域:陸上/適応クラス:操縦士>
 8人乗りの大型自動車。飛行機能はない普通の車だが、防弾仕様でとにかく頑丈。

<戦闘輸送ヘリ『DVH03-ソーコル』/運用領域:陸上/適応クラス:操縦士・射手>
 複座式の戦闘ヘリ。操縦者2名の他、フル装備のサイバネティクスを8名まで輸送可能。
 機銃と誘導ミサイルを装備しており、高い空対地戦力を誇る。

<軍用パワードスーツ『アビジヤーナ』/運用領域:陸上/適応クラス:機兵操者>
 小型パワードスーツ。体長2.6m、乗員1名。装甲は薄いがフットワークは軽い。
 大口径アサルトライフルと、グレネードランチャーが装備されている。

※ペンタクランのヴィーグルは、宇宙戦闘を不得手としますが、陸上戦では強いです。
 各種ヴィーグルにサイバネ化した戦闘員を搭乗させることで、高い移動力と戦闘力を両立させる事が可能です。

組織の歴史 【追加】

ペンタクラン・ファミリーの前身は、スコルーガの支配者層連合『ペンタクラン』です。

 

当時のペンタクランは、表向きは真っ当な財閥連合を名乗っていましたが、
裏では暗殺・誘拐・非合法営利活動・ロステク独占・政府の
傀儡化などの悪行を行う、
マフィア組織に近いものでした。

 

その頃のペンタクラン上層部は、己の保身と利益のため、自国の民衆すらも虐げていました。
それは統治者としてもマフィアとしても許されない在り方で、現地のならず者たちにも疎まれ、
組織全体が衰退しておりました。

 

そんな状況下にあったCY3885年、歪んでしまったペンタクランの再編のため、
心ある幹部たちと、ならず者たちの女首領『ママ・シャルミナ』が結託。
利己的で無能な上層部を追放し、さらに国外の大規模マフィア『ファミリー』とも提携することで、
組織を立て直しました。

 

そうして生まれたのが、現在の『ペンタクラン・ファミリー』です。
再編後のペンタクランは、統治者と闘争者の両面を併せ持つ、
気骨ある真のマフィアシンジケートとなっています。

なお65年動乱では、腐敗したペンタクラン大幹部『アブラハム・マーシュ』が
ロステクによる永遠の命を手に入れ、スコルーガを恒久的に支配する事を画策。
しかし当時の若き構成員たちや、国内外のならず者・ハッカー・サイバネ医師らがこれを打倒。
スコルーガの未来を切り拓くと共に、ペンタクラン再生の礎を築きました。

 

ちなみに組織再編の年は、奇しくもネトヘス義賊団設立の年と重なっており、
その頃から互いに争ってきました。両組織は宿命のライバルとも言えます。

幹部からのコメント

〇アンダーボス(若頭) ヴォルグ・ジボアール
 「上はアレイダの統一なんて、ご大層な題目掲げてるが、

  要するにやることは『金儲け』と『喧嘩』だ。
  どんな手使ってでものし上がりてぇ悪党は、ウチに来いや。
  このクソ辺境に、でっけぇ悪の華を咲かそうぜ」

〇カポ・レジーム(幹部指揮官) カミラ・ジボアール
 「どんな社会であれ、疎外者というものは存在する。
  出自や種族により、いわれなき差別を受ける者などがな。
  我がファミリーは、そのような者たちを歓迎する。
  誰かの食い物にされる日々は、もう終わりだ。共に『喰らう側』に回ろうではないか」

【利益と大望を追求する企業:フォーチュン・マキシマ社】

組織の性質

フォーチュン・マキシマ社は、アレイダ最大の軍事企業です。
近年に起きた三度の戦争で、莫大な利益を上げ、爆発的に成長しました。
さらにはその資金力で、様々な企業を吸収し、兵器以外も扱う複合企業グループとなりました。

フォーチュン・マキシマ社の行動原理は、『法の範囲内で社の利益を追求する』です。
あらゆる国家・組織・勢力と取引し、利益を伸ばします。
その企業活動は基本的に、各国の法律に基づくものであり、犯罪は行いません(少なくとも表向きは)。

 

そうして社が巨大化していけば、自然とアレイダの全ての国家と、強固な関係が築かれる。
やがてはフォーチュン・マキシマ社が、政府から民衆まで、社会経済の中心に立つ――
彼らはそういう形で、アレイダを統一しようとしているのです。

 

その手法自体は平和的ですが、フォーチュン・マキシマ社が巨大化することを、快く思わない者は多いです。
ペンタクラン・ファミリーを始め、利害対立者はたくさんおり、しばしば衝突します。
またロステク探索に貪欲なため、ネトヘス義賊団とも対立しています。

思想信条

「グローバル化が進む現代において、国家というシステムは、時代遅れになりつつある。
 それにとって代わるものは、企業をおいて他にない。
 我が社をアレイダ随一の巨大企業にするまで、着々と業務を進めていくまでだ」

 ――フォーチュン・マキシマ本社CEO ゴードン・ブラッドレイ――

主な収入源

<兵器製造販売>
 兵器を開発・製造し、様々な勢力に売ります。

<ドーム型都市・宇宙ステーション建造>
 兵器製造で培った重工業力を転用し、ドーム都市などを建造します。
 テラフォーミング技術も持っていますが、採算が合わないので、めったに使用しません。

<一般商業施設経営>
 スーパーマーケットからテーマパークまで、様々な商業施設を経営しています。
 元は社員向けの購買部でしたが、近年は社外にも進出し、利益を上げる部門に成長しました。

<エンターティメント興業>
 民衆の人気を得るため、近年力を入れている部門です。
 自社の『死の商人』のイメージを払拭するため、子供から大人まで楽しめる、様々なエンタメを提供します。

主な関連組織

<スカーレット・ニードル>
 社が保有するロボット兵器部隊です。パワードスーツとキャバリアーの両方を扱います。

<マキシマ・セキュリティ・サービス(MSS)>
 社の警備部門、と称した荒事担当の子会社です。社内外のトラブルを、力づくで解決します。

<マキシマ・サイキック・インテリジェンス(MPI)>
 サイキックによって構成された、社内諜報機関です。産業スパイなど、各種諜報戦で活躍します。

<ロストテクノロジー研究所>
 ロストテクノロジーの技術解析を行う研究施設です。社の技術力の源泉ですが、癖のある人材が多いです。

<メネディア本社>
 商業惑星メネディアにある、フォーチュン・マキシマ社の本社です。
 各支社に対しては放任的で、利益を上げている限りは、かなり自由な裁量権を与えます。
 反面ノルマは厳しく、利益を出せない支社は、容赦なく畳んでしまいます。

主な所有ヴィーグル

<汎用宇宙船『メイデン』/運用領域:宇宙/適応クラス:航宙士>
 フォーチュン・マキシマ社の社用宇宙船。
 最大乗員15名。キャバリアー1機を搭載可能だが、戦闘性能は皆無。

<スペースプレーン『オルカ』/運用領域:宇宙及び陸上/適応クラス:航宙士・操縦士>
 フォーチュン・マキシマ社の宙陸両用輸送機。
 最大乗員60名。荷室にパワードスーツ10機またはキャバリアー2機を搭載可能。

<軍用トラック『FVT88-ガーネット』/運用領域:陸上/適応クラス:操縦士>
 フォーチュン・マキシマ社の社用トラック。
 最大乗員2名。荷台にパワードスーツ2機または人間8名を搭載可能。

<軍用パワードスーツ『FPS98-ドレス』/運用領域:陸上/適応クラス:機兵操者>
 スカーレット・ニードルの制式パワードスーツ。体長3.5m、乗員1名。
 製造コストと性能が、高水準で釣り合っている。
 レーザーライフルとショルダーキャノンを搭載している他、遠隔操縦も可能。

<量産型キャバリアー『FMC97-スコーピオン』/運用領域:宇宙/適応クラス:機兵操者>
  体長22mの小型キャバリアー。乗員1名。
  キャバリアーとしての性能は低く、フォールド航行(超光速移動)機能も持たない代わり、安価に製造できる。

 

<量産型キャバリアー『FMC99-アンタレス』/運用領域:宇宙/適応クラス:機兵操者>
 体長30mの中型キャバリアー。乗員1名。
 社の主力商品の一つであり、高威力の主砲・フォールド航行機能・バリアフィールド展開機能を持つ。
 社員の中でも、経験を積んだ優秀なパイロットにのみ貸与される。

※フォーチュン・マキシマ社の保有するヴィーグルは、宇宙船も陸上車両も、戦闘性能を持ちません。
 代わりにパワードスーツかキャバリアーを搭載し、有事の際はそれらが戦闘を行います。

組織の歴史 【追加】

フォーチュン・マキシマ社は、150年以上もの歴史を持つ、老舗企業です。

 

一時期は経営不振に陥っており、倒産も噂されていましたが、
当時の社員たちにより危機を乗り越え、さらなる巨大企業へと成長しました。

 

会社は大きくなりましたが、その経営方針は、昔も今もほぼ同じです。
利益第一主義の姿勢から、時に『死の商人』と呼ばれる事もありますが、
様々な支社や部署があるため、組織全体の気風や歴史は、一言ではまとめきれません。

 

ある視点から見れば『私兵部隊を組織して、強権を振るう悪徳企業』であり、
別の視点から見れば『あの手この手で外貨を稼ぎ、アレイダを豊かにする優良企業』でもあり、
時代や視点者によって善にも悪にもとらえられてきた、多面的な組織です。

技術力は昔から高く、CY3890年代には、
アレイダで初めてキャバリアーの技術解析・量産化に成功。社の力を見せつけました。

なお65年動乱では、当時のバルコル支社長『アルザス・エグゼクス』が、
人の心を操るサイキックに精神操作され、人類支配の計画に加担。
しかしアルザスの部下たちが、地元の零細テログループと協力し、計画を阻止しました。

 

心を操られる前のアルザスは、社員想いの優秀な経営者であり、
社のロボット兵器部隊『スカーレット・ニードル』の創設者でもありました。
彼は動乱の中で命を落としましたが、その足跡は今も様々な形で残っています。

幹部からのコメント

〇ヴェイスⅡ支社長 ウォルター・ゴールドスミス
 「我々は義や浪漫などと言った、曖昧なものは追求しない。
  確固たる業務目標に基づき、利潤のみを追う。
  それでいてマフィアにもなりたくないという真っ当な者は、弊社に来たまえ。
  弊社には様々な部署がある。君の力を発揮できる場所が、必ずあるはずだからな」

〇ロストテクノロジー研究所主任 リンシー・キャンベル
 「ウォルターはあんな風に言ってるけど、ウチも充分悪党よ。
  要は『アレイダの経済的支配を企む武器商社』だもん。善良な組織のわきゃーないわ。
  思想的には正義と悪の中間みたいな感じだけど、そのくらいがちょうどいいって人も多いんじゃない?
  あたしとしてもそういう人と、一緒に働けるなら嬉しいわね。入社希望者を待ってるわよ~」

※当ページの資料は背景設定であり、 必ずしも各シナリオ上で全面使用されるとは限りません。

設定資料よりも、各マスター様のご意向と、各シナリオガイドが常に最優先されます。

上記の資料は、あくまでプレイング等の参考情報として、ご利用くださいませ。