

辺境の入口『スコルーガ』
アレイダの入口に位置する、宇宙都市国家です。
事前シナリオ及びサイバーパンクシナリオ等の舞台です。
大戦前から貿易で栄えており、
様々な技術が流入してくる事によって、
科学技術が辺境随一のレベルまで発展しました。
とりわけコンピューター開発と医療の技術は高く、
他の通髄を許しません。
しかし繁栄に見合うほどに、犯罪も盛んです。
この星はアレイダ最大のマフィア連合、
『ペンタクラン・ファミリー』の本拠地でもあります。
ペンタクランはスコルーガの支配者であり、
その巨大な闇の勢力は、アレイダ全域にまで及びます。
マフィアが統治する、漆黒の技術大国。
それがスコルーガです。


スコルーガの宇宙ステーション
スコルーガの周辺には、多数の宇宙ステーションがあります。
それらは宇宙船が立ち寄る軌道港であり、多くの人々が行き交います。
宇宙の旅人たちは、ここからそれぞれの惑星や国に向かっていきます。
事前シナリオの一つは、この宇宙ステーションを舞台に展開しました。

スコルーガの技術
スコルーガはアレイダで、最も高い科学技術を持っています。
特にコンピューター開発と医療に関しては、周辺大国並みか、それ以上のレベルです。
ですが一方で、電脳犯罪・違法電子機器製造・違法サイバネ手術のメッカでもあります。
その土壌から、優れたハッカーやサイバネティクスが生まれ、各国で活躍しています。

スコルーガの治安
スコルーガはマフィアによって統治されていますが、彼らは自国の民衆に対しては、さほど悪事を働きません。
マフィアたちが狙うのはもっぱら他国であり、自国民に対しては、良き統治者として振舞っています。
そのため国内は治安が良く、住民の生活レベル・教育水準も高いです。
その環境で育まれた、優秀な人材の一部がマフィアとなり、自国にさらなる恵みをもたらしていきます。

スコルーガの歴史
かつてのスコルーガは、マフィア国家ではありませんでした。ペンタクランも表向きは、まっとうな財閥連合でした。
しかし内部には問題が多く、優れた科学技術を持つ一方で犯罪が蔓延する、歪んだ国でした。
その流れの中でペンタクランも変容し、国内外の犯罪組織を併合して、マフィア組織として先鋭化。
新生『ペンタクラン・ファミリー』として、矛盾に満ちた国内を、力で統治することにしました。
以後、犯罪者たちはペンタクラン・ファミリーによって組織化され、自国で悪事を働くことは少なくなりました。
スコルーガの民衆にとってはありがたいですが、アレイダ全体にとっては、それが良いこととは断言できません。