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混沌の星『ヴェイスⅡ』

本作のメインシナリオ及び、各クエストの主舞台です。

 

ヴェイスは大戦前の時代、先端軍事技術の研究拠点となっており、大戦末期に爆撃を受けて壊滅しました。

しかし近年、破壊されたと思われていた当時の研究施設や

ロステクが大量に現存している事が判明し、移民者が殺到。

ロステクをめぐるゴールドラッシュが発生しました。

 

そこにアレイダで力を持つ三大組織が拠点を置く事により、熾烈な組織抗争の舞台となりました。

さらには各国や企業のエージェント、フリーランスのトレジャーハンターやアウトローまでもが入り乱れ、様々な闘争と陰謀を繰り広げています。

 

ここはアレイダ中のあらゆる勢力が混在する、混沌の星。

危険と希望が同居する、宇宙の宝島なのです。

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ヴェイスⅡの歴史

かつてヴェイスは、この惑星が位置する『サイトロプス宙域』にある、ごく平凡な農業惑星でした。

大戦で壊滅した後、少数の開拓者が植民しましたが、開発は進まず、周辺の星々にも無視されていました。

ですが十数年前に、この星がロステクの宝庫であることが判明してからは、状況が一変。

周辺各国から移民が集まり、急速に発展し、辺境で最もホットなフロンティアとなりました。

それに伴い、惑星名も改訂。

伝説の宝島『惑星ヴェイス』になぞらえ、『ヴェイス』と呼ばれるようになり、今に至ります。

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ヴェイスⅡの現在

ゴールドラッシュを迎えたヴェイスは、アレイダで力を持つ三大組織の、勢力争いの最前線でもあります。

海賊組織『ネトヘス義賊団』と、マフィア連合『ペンタクラン・ファミリー』と、

軍事企業『フォーチュン・マキシマ社』がロステクを巡って、熾烈な争奪戦を繰り広げています。

他にも様々な組織や国家が、ヴェイスに強い関心を寄せていますが、大規模な軍隊を派遣すると

政治的緊張を招くため、代わりに少数精鋭の部隊や人材を送り込んでいます。

故にこの惑星では『優秀な個人の力』が重要視され、個々人の力量や行動が、勢力図や社会に影響を与えます。

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ヴェイスⅡの都市部

都市部はロステク発掘と、三大組織の資本投入、それに伴う高度経済成長によって発展した、

メガロポリスとなっています。

宇宙港を中心としたアップタウンと、それを囲む広大なスラム街によって構成されています。

スラム街には、大戦で破壊されたビルや建物の廃放置されており、貧民層の住居となっています。

一方アップタウンは復興・再開発が完了しており、整然とした街並みに、富裕層が暮らしています。

アウトローも多く、治安はかなり悪いですが、希少なロステクを発見できれば、一獲千金が期待できるでしょう。

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ヴェイスⅡの郊外部

郊外部は未踏地域が多く、自然豊かです。

大戦で大打撃を受けた動植物たちは、たくましく蘇り、再び繁茂しています。

大戦以前の記録は失われているため、惑星の全貌を知る者はいません。

未知の施設や集落や生物などが、いくらでも隠されている可能性があります。

また未踏地域では、しばしば新たな遺跡(大戦前の研究所跡など)が発見され、ロステク争奪戦の場となります。

その際は都市部では使用しにくい、パワードスーツなどの大型兵器も大活躍します。

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ヴェイスⅡの遺跡とオートマタ

ヴェイス郊外部には、大戦前の遺跡が無数にあります。

それらの大半は強固なセキュリティによって防御されており、トレジャーハンターのチームで取り掛からないと、

返り討ちにされる可能性が高いです。

 

中でも特に危険なのは、『オートマタ』と呼ばれる自動兵器です。

大戦前に造られた戦闘機械であり、製造者たちが滅びた後も、遺跡を守り続けています。

宝物の番人にして、全組織共通の敵と言えます。

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ヴェイスⅡに生きる異端者たち

ヴェイスには、他の惑星で違法とされたり、差別された人々が多く集まってきます。

それらは他の宙域では『異端者』ですが、宇宙の最果てのヴェイスでは差別意識も薄く、自由に暮らせます。

そのためこの星には常人以外も、ミュータント・サイバネティクス・サイキックなど、様々な人種が混在しています。

そういった人々を受け入れ、積極的に活用することで、この星は発展していきました。

あらゆる異端者が、自分らしく生きられる惑星。

ヴェイスは普通の社会に阻害された者たちが、新たな人生を手に入れる、新天地としても機能しているのです。

Image by Tunafish Mayonnaise
ヴェイスⅡに生きる普通の人々

ゴールドラッシュと組織抗争の舞台になったヴェイスですが、

それらとは無関係な生活を送る『普通の人々』も多く暮らしています。

彼らは個々の幸せを求め、夢や願いを抱き、それぞれ自分の人生を生きています。

それもまたこの物語の、重要な登場人物たちであり、決して脇役ではありません。

​どんな最果ての地であれ、地に足を付けて暮らす人々がいてこそ、社会は成り立つのです。

グルメバーガー
ヴェイスⅡの食生活

郊外部が自然豊かなだけあって、食糧事情は良好です。​

21世紀の地球先進国と同等であり、お金があればグルメも楽しめます。

より安価な合成食品も流通していますが、やはり天然素材の食事が人気です。

バーやカフェ、レストランや大衆食堂なども無数にあり、住民たちの憩いの場となっています。

スタジアム
ヴェイスⅡの娯楽

武装エアバイクによるレース『バトルクラック』や、

球技と格闘技をミックスしたスポーツ『ブラッドボール』、

また路上格闘技『ストリートファイト』などが人気です。

試合は賭博の対象となり、大金が動きます。

ショービジネスも盛んで、惑星を挙げて人気のアイドルもいます。

興行はペンタクランが仕切っていますが、近頃はフォーチュン・マキシマ社も参入し、利権を争っています。

ビジネス会議
ヴェイスⅡの政治

政府は一応存在しますが、完全に腐敗しており、不正の温床です。

トップは民主選挙で選ばれる『知事』ですが、汚職と賄賂集めに忙しく、

行政までは手が回りません。

警察も無力でやる気がなく、治安維持はネトヘス義賊団に丸投げされています。​

福祉に至っては全くアテにならず、住民たちの互助努力によってなんとかしています。

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ヴェイスⅡのロステク

かつてアレイダでは、手に入れるだけで各国のパワーバランスを覆したり、

人類社会の在り方を変えてしまうような、超強力なロストテクノロジーがいくつも発見されてきました。

たとえば貧しい小国が、ロステクを手に入れることで、一夜にしてアレイダの盟主になることもあり得たのです。

ここ30年ほどは、それほどのものは見つかっていませんが、ヴェイスには残っている可能性が高いです。

三大組織がこの小さな星を重要視しているのは、そうするだけの価値があるからです。

もしもプレイヤーがそれを手に入れたなら、この星どころかアレイダ全体の未来さえも、大きく左右するでしょう。

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